コラム
世界共通 会計基準と言語
人々の話す言語、私たち日本人の場合は通常日本語ですが、世界的には様々な言語が用いられていると思います。
主要な言語と公用語としている国![]()
ビジネスの世界では違う国の人と英語でやり取りする事が多いかと思われますが、公用語は上記のとおり国によって異なっています。
では、会計の世界に目を移してみましょう。
先日、企業会計基準公開草案第89号「金融商品に関する会計基準(案)」等が公表されました。
・企業会計基準公開草案第89号(企業会計基準第10号の改正案)「金融商品に関する会計基準(案)」
・企業会計基準適用指針公開草案第88号「金融資産の予想信用損失に係る会計上の取扱いに関する適用指針(案)」
・企業会計基準適用指針公開草案第90号(企業会計基準適用指針第19号の改正案)「金融商品の時価等の開示に関する適用指針(案)」
また、昨年、企業会計基準第34号「リースに関する会計基準」等が公表されました。
・企業会計基準第34号「リースに関する会計基準」
・企業会計基準適用指針第 33 号「リースに関する会計基準の適用指針」
これらの会計基準が適用されることにより、日本の会計基準は国際的な会計基準との整合性がより一層図られることとなります。![]()
リースに関する会計基準においてオペレーティング・リースについても資産及び負債を計上することにより国際会計基準及び米国会計基準との平仄をとり、金融商品に関する会計基準において予想信用損失モデルを取り入れて国際会計基準との平仄をとることとなります。
このように会計の世界ではEU、アメリカ、日本での基準(ルール)の整合性が一定程度存在すると見受けられます。
冒頭で述べた言語と比べると、また、その他に法律等とも比べると、会計の世界では世界共通化がかなり進んでいるように思われます。
これにはグローバルな投資家の要請や世界的共通化の波等、諸要因が存在しているかもしれません。
我々の日々接している領域は最もグローバル化の進んでいる世界。日々会計基準の理解を深めていく際に諸外国の経理担当者も同じものを学習しているという意識を持つと時折感慨深さを感じることがあります。
村田 眞隆Masataka Murata
ACCTソリューション事業部 マネージャー 2024年EPコンサルティングサービスに入社 主に国内事業会社の連結決算業務や開示業務を担当
