コラム
経理マンの快楽
会計の仕事には、確かな“快楽”がある
~会計に携わる人だけが知っている、静かな高揚感の正体~
「会計の仕事に快楽なんてあるの?」
そう驚かれる方もいらっしゃると思います。
しかし、私たち会計の現場で働く人間にとって、この仕事は間違いなく“快楽”です。
もちろん、派手な達成感ではありません。
むしろ、静かに深く、そしてクセになる種類の快楽。
今日は、その正体を少しだけお伝えします。
快楽1:数字が「ピタッ」と合う瞬間の高揚
伝わりにくいかもしれませんが、会計の世界には“当然の答えに辿り着く快感”があります。
- 預金の残高が合ったとき
- 複雑な仕訳の貸借が合ったとき
- 原因不明だった差異の正体に辿り着いたとき
この瞬間に湧き上がる静かな高揚感こそ、会計人だけが知るスイートスポット。
スポーツでシュートが綺麗に決まったときのような派手なものではありませんが、この静かな高揚感が私たち特有の快楽なのです。
快楽2:「リスクを回避した」ときの満足感
会計の仕事の多くは、“トラブルを未然に防ぐ”ことです。
- 仕訳の違和感に気づき、重大なミスを未然に回避した
- 税務的な論点を早期に見つけ、負担を減らせた
- 資料の不備を改善し、企業の信用を守ることができた
これらは表に出ません。
大きな拍手が起きるわけでもありません。
それでも、心の中で「よし」と小さく拳を握る瞬間があります。
“何も起きなかった”という最高の成果に気づいた瞬間。
この類の深い快楽は、他の仕事ではなかなか味わえないかも知れません。
快楽3:「自分の成長が、目に見えてわかる」知的快楽
成長段階によって快楽の種類が変化していきます。
● 初級者の快楽:正しく処理できた安心感
最初は、とにかく「ミスなく終わった」ことが喜びになります。
仕訳を間違わない、期限を守れる、タスクを漏らさない。
この段階では、快楽=不安からの解放です。
● 中級者の快楽:全体像が見えた瞬間
次第に、数字が「点」ではなく「線」になる。
「なぜそう処理するのか」がわかるようになり、数字が“意味”を持ち始めます。
また、どこにリスクが潜んでいるのかが見えてくるようになります。
● 上級者の快楽:何も起きなかったことへの誇り
最終的にたどり着くのは、「トラブルが起きなかった」こと自体が成果だと理解する境地です。
不正もミスもなく、決算が静かに終わる。
誰にも褒められないが、それこそが最高の仕事だと気付きます。
快楽4:仕組みで「品質を再現できた」時のプロフェッショナル快楽
会計事務所の仕事は、ただ処理するだけではありません。
- チェックリストの改善
- マニュアル化
- 業務フローの整理
- 属人化の解消
こうした“仕組みづくり”が成功した時、業務の品質は安定し、お客様の安心と、スタッフの安心を両立させる事ができます。
「自分がいなくても回る仕組みをつくった」というプロとしての深い快楽が存在します。
自分の快楽が、誰かの安心や成長につながる
会計の仕事がもたらす快楽は、自分のためだけのものではありません。
- 会計業務を請け負うことで、お客様が安心してコアビジネスに注力できる
- 正確な数字で意思決定を助けられる
- 効率化されることで成長の機会が生まれる
お客様やスタッフから「ありがとう」と言われること
それが、この仕事の一番の快楽です。
私たちが目指しているもの
私たちが大切にしているのは、「会計業務」そのものではありません。
- お客様にとって、分かりやすく、相談しやすい存在であること
- スタッフが安心して挑戦し、成長できる環境をつくること
- 会計を通じて、お客様の未来を支えること
会計の仕事に、派手な快楽はありません。
しかしそこには、プロとしての誇りと、積み重ねの喜びがあります。
信頼できる会計事務所を探している方、会計を仕事として深めていきたい方はぜひ一度、私たちの扉を叩いてみてください。
私たちの事務所は、この“快楽”を共有できる仲間とともに、お客様の未来を支えていきます。
未来の仲間と共に成長していきます。お客様にとっても、未来の仲間にとっても、「この事務所で良かった」と思っていただけるように“快楽”を追求していきます。
金子 雅英Masahide Kaneko
ACCTソリューション事業部 マネージャー 2007年入社。事業会社の連結決算や開示業務を経験。日系事業会社のBPOを中心に担当。
